【加齢臭】臭う人には意外な原因が!4つの対策法まとめ
「加齢臭」…..
この言葉を聞いてどんなことを思い浮かべますか?
加齢臭は私たちのカラダの構造上、年をとれば必ずと言っていいほど発生します。
毎日家族のために一生懸命働いているのに、
「パパ臭い」
と言われた時のショックは計り知れないですよね。
どれだけ真面目に仕事に打ち込んでも、周囲から好感が持たれにくくなって、自分自身にも自信が持てなくなってしまいます。
しかし、辛いのは本人だけではありません。
加齢臭のキツイ人と一緒に生活する家族や、仕事のパートナーも同様に悩んでいるはずです。
「加齢臭を改善させようと色々試してみたけどダメだった…」と諦めないでください。
加齢臭はちゃんと正しく対策すれば改善することができます。
- 自分の加齢臭をとにかく改善したい
- 加齢臭のせいで家族から嫌われたくない
- 「仕事はできるのにね…」なんて絶対言われたくない
- 最近なんだか体臭が変わってきた。加齢臭かもしれない
- 夫の加齢臭が臭すぎてなんとかしたい
- 良い加齢臭対策方法を探している
このようなことにお悩みではありませんか?
今回の記事はそんな加齢臭の対策方法をご紹介したいと思います!
きっとあなたの役に立つはずなので、じっくり最後まで読んでくださいね!
Contents
加齢臭の原因はノネナール
もし痩せてスリムになりたいとしたら、ダイエット方法を知る前に、
「なぜ太ってしまうのか?」
「脂肪がつく原因は何なのか?」
太ってしまうメカニズムをしっかり理解する必要がありますよね?
もちろん加齢臭においてもそれは同じです。
加齢臭を改善するには、加齢臭に対する正しい知識を知ることで、より正確な対策をすることが出来ます。
ノネナールが加齢臭を発生させる
人によって差異はありますが、加齢臭はだいたい40歳位から発生すると言われています。
加齢臭のニオイは、
- 腐った油
- ブルーチーズ
- 古本
- ロウソク
などに例えられますが、多くの人にとって独特な不快な体臭であることは間違いなさそうです。
加齢臭が発生しやすい場所は、
- 頭部
- 首回り
- 胸
- 耳回り
- 脇
- 背中
- 陰部
などの、皮脂腺が密集している部位から発生します。
なぜ、皮脂腺の多い部位から臭ってくるのか?
お気づきだと思いますが、加齢臭は皮脂腺から発生しているからです。
加齢臭の不快なニオイの正体は、皮脂腺から分泌されるノネナールというニオイ成分です。
ノネナールは、皮脂腺の中の「パルミトレイン酸」と呼ばれる脂肪酸が、酸化された脂質=過酸化脂質と混ざり合うことで作り出されます。
ノネナールが皮脂と一緒に分泌されて、皮膚に住み着いている細菌のエサとなって分解されることで、さらにニオイが強まってしまうワケです。。。
つまり、加齢臭の悪臭は脂が酸化したニオイだったんですね。
しかし、ここで一つ疑問が湧きませんか?
皮脂は若い年齢でも十分に分泌されているはずです。
なのに、若い時は加齢臭が発生しなくて、ナゼ年をとると加齢臭が発生するのか?
実は、加齢臭が年をとることで発生する原因は2つあります。
原因1 脂肪酸が増える
1つ目の原因は、皮脂腺の脂肪酸(パルミトレイン酸)が増加するためです。
脂肪酸は、加齢によって増加します。
ノネナールは、脂肪酸が酸化することで発生するため、脂肪酸が増えれば増えるほど加齢臭が発生しやすくなります。
原因2 酸化に対する抵抗力が落ちる
2つ目の原因は加齢によって、酸化に対する抵抗力が落ちてしまうことにあります。
私たちのカラダは年をとると老化します。
シミやシワが増えて、筋力や臓器は働きが低下し、血管は硬くなります。
なぜ老化現象が起きるのかというと、カラダが酸化して錆び付いてしまうからです。
老化現象は、活性酸素と呼ばれる酸化させる力が非常に強力な酸素によって、カラダのあちこちが攻撃されることで引き起こされます。
若い時は酸化に抵抗する抵抗力が高いので、錆びつきを食い止めることが出来ますが、活性酸素を抑える抗酸化酵素の量は加齢と共に減少していきます。
そのため、年齢が増すことで酸化に対する抵抗力が落ちて、加齢臭を生み出すノネナールを作り出す環境が作られてしまうのです。
加齢臭が発生する原因は、
- 脂肪酸が増える
- 酸化に対する抵抗力が落ちる
この2つは、加齢臭対策の重要なポイントになってきますので覚えておきましょう。
まとめ
- 加齢臭の原因はノネナール
- ノネナールは皮脂腺で作られ分泌される。皮膚の常在菌に分解されることでさらにニオイが強くなる。
- ノネナールは皮脂腺の脂肪酸と過酸化脂質が混ざりあうこと発生する
- 加齢によって脂肪酸は増える一方、抗酸化力は減ってしまう
生活習慣が蓄積して加齢臭はひどくなる
多くの人は40歳を過ぎると加齢臭が本格化してきますが、40歳を過ぎてもほとんど臭わなかったり、逆に30代で強い加齢臭が発生してしまっているケースもあります。
なぜ人によって違うのでしょうか?
実は、私たちの普段の生活習慣に原因があるのです。
加齢臭を発生させるノネナールを増やす原因は日常生活の中に隠れています。
例えば、脂質の多い油っこい食事ばかりの偏った食生活は、ノネナールの原料である脂肪酸を多く作ってしまいことで加齢臭が発生しやすくなります。
その他にも、
- ストレス
- 喫煙・飲酒
- 不規則な生活リズム
- 睡眠不足
などは、カラダの酸化を促進させる活性酸素を作り出す原因となります。
長年の生活習慣の蓄積によって、若くして加齢臭が発生してしまう人と、臭いにくい人がいるのです。
また、偏った食習慣やストレスの多い生活習慣などは、
- 動脈硬化
- 高血圧
- 糖尿病
- ガン
- 骨粗しょう症
などの生活習慣病を引き起こすリスクを高めます。
加齢臭対策と生活習慣の改善は密接に関係しています。
加齢臭を改善することは、自分の不健康な生活習慣を見直す機会でもあるのです。
女性は加齢臭がない?それは嘘です!
加齢臭と聞くと、「おやじ」のイメージが強いですが、女性でも加齢臭は発生します。
加齢臭が発生するメカニズムは男性と同じく皮脂の酸化によってノネナールが作られることが原因ですが、「女性ホルモン」によって皮脂量が抑えられるため、男性ほどニオイは強くはありません。
また、男性にくらべて女性は「美意識」が高く、自分の「身なり」や「体臭」に気をつかう傾向が強いことも理由に挙げられます。
このような話を聞くと、「女性は加齢臭を気にしなくていいんだ♪」と思ってしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。
なぜなら、女性ホルモンの分泌量は35歳くらいからだんだんと減少していくからです。
女性ホルモンの減少は、皮脂の分泌量が増えるだけでなく、生理周期の乱れを引き起こします。
生理周期が乱れることにより、
- イライラ
- 不眠
- 疲労感
などによって、カラダを酸化させる多くの活性酸素を生み出してしまいます。
また、閉経を迎える更年期(45〜55才)では女性ホルモンが急激に減少するため、大きな体質の変化が起きます。
そのため、今まで加齢臭を気にしてこなかったのに、急にニオイが発生するケースは珍しくありません。
女性ホルモンの低下によって加齢臭は発生しやすくなるので、女性であっても加齢臭対策は必須です。
実はおやじ臭いイメージも原因…?
加齢臭はネガティブなおやじイメージと合わさるとさらに周囲の人を不快にさせます。
どれだけ仕事熱心でも、エチケットのない不潔な男性に好感を持つ人はいません。
お風呂に入らないのは論外ですが、
- 二日酔いのニオイ
- タバコの臭い
- 汗臭いニオイ
これらのニオイが加齢臭と合わさると、非常に強力な体臭になってしまいます。
家族からも敬遠されてしまいでしょう。
また、
- 爪楊枝で「シーハーシーハー」する
- 「カーッペ!」とタンを吐く
- 毎日同じ服を着回す
- スーツの肩にフケを積もらせる
- おしぼりで顔を拭く
これらの所作もネガティブなおやじイメージを持たせるので、加齢臭を改善するには清潔感も磨く必要があります。
加齢臭のニオイだけでなく、ネガティブなおやじイメージから脱却を目指しましょう。
加齢臭対策4つの方法
それでは加齢臭を実際にどのように改善していくか?具体的な対策方法をご紹介していきますね。
加齢臭の原因はノネナールが発生してしまうことでした。
加齢臭対策で重要なことは、加齢臭の原因物質であるノネナールをいかに発生させないようにするか?にあります。
つまり
- ノネナールの臭いをケアする
- ノネナールが発生しないよう予防する
この2つの対策がとても重要になってきます。
1 食事法
「加齢臭」と「食べ物」は密接に関係しています。
実は、ノネナールを作り出す、
- 脂肪酸
- 過酸化脂質
は、食べ物によって影響し、増えたり減ったりするのです。
どんなに忙しくても、食事は1日3回食べますよね?
加齢臭は生まれ持った体質だけでなく、積み重なった生活習慣によって影響されます。
加齢臭を予防する食べ物を積極的に摂り、悪化させる食べ物を避けることで、加齢臭を発生させにくい体質に変えていくことができます。
加齢臭のニオイを予防する食べ物
加齢臭を予防する食べ物は、ズバリ!抗酸化作用の高い食べ物です。
なぜなら、ノネナールを作り出す過酸化脂質は、脂質の酸化によって発生するからです。
酸化を抑えるためには、酸化に対する抵抗力を高める食べ物を摂ることが非常に重要です。
代表的な抗酸化食品は、
- ビタミンC
- ビタミンE
を多く含む食べ物です。
ビタミンC、ビタミンEは「抗酸化ビタミン」と言われ、野菜や果物に豊富に含まれているため、積極的に摂りましょう。
- 赤ピーマン
- ブロッコリー
- 芽キャベツ
- アセロラ
- 柿
- バナナ
- ゆず
- レモン
ビタミン以外にも抗酸化作用を持つ食べ物はあります。
- トマト(リコピン)
- ニンジン(ベータカロチン)
- 大豆(イソフラボン)
- 緑茶(カテキン)
- ごま(セサミール)
- 赤ワイン(ポリフェノール)
加齢臭を抑える食べものについては、加齢臭対策のために「摂るべき食べ物」と「避けるべき食べ物」の新常識で、詳しく紹介しているので是非チェックしてみてください。
加齢臭の原因となる食べ物
では、反対に加齢臭を悪化させてしまう食べ物はどのようなものか紹介していきますね。
加齢臭を悪化させる代表的な食べ物は何と言っても脂肪分の多い食べ物です。
なぜなら、カラダに脂肪分が増えると、ノネナールを生み出す脂肪酸も増えていくからです。
脂っこい食べ物は、「加齢臭の原料」のようなものなんですね。
長年脂っこい食べ物ばかり食べていると、どんどん脂肪酸が増えて、加齢臭を発生しやすい体質になってしまうということです。
- 肉類
- バター
- マヨネーズ
- 生クリーム
- 油揚げ
- コーヒーミルク
- インスタント食品
外食、コンビニで買いそろえた食べ物、丼ぶりなどの一品料理が多くなりがちな人も、脂肪の多い食べ物を摂取しがちです。
自分でも気づかないうちに加齢臭を発生させてしまう食生活をしているケースが多いので、注意が必要です。
また、食べ物ではありませんが、
- タバコ
- お酒
は、加齢臭を発生させる原因になります。
タバコの煙には活性酸素が含まれているため、ノネナールを発生させる「過酸化脂質」を作り出します。
アルコールも同様に、肝臓で分解されるときに大量の活性酸素を発生させます。
毎晩のように飲み歩き、
タバコを吹かしながら、
脂っこい食べ物をたくさん食べる…..
そんな食生活を続けてる人は加齢臭が発生しないほうがおかしいと言えるかもしれませんね。
今からでも遅くないので、脂肪分の多い食べ物や、タバコ、お酒は減らしていきましょう。
まとめ
- ビタミンC、ビタミンEは酸化を抑制する働きがある。
- サプリは加齢臭対策に効く成分を楽に大量に摂取できる
- 肉類などの脂肪分の多い食べ物は、脂肪酸を増やす
- 外食やコンビニ弁当などは、脂肪分が多い傾向にあるの注意
- タバコやアルコールは活性酸素を発生させ、過酸化脂質を増やす
2 ノネナールを落とす体の洗い方
加齢臭対策では、ニオイの元であるノネナールをしっかりと落としていくこと大切です。
せっかく食生活を改善しても、ニオイの元が残っていたらせっかくのケアも水の泡です。
「毎日お風呂に入っているから大丈夫」と思ってしまいがちですが、ノネナールは「あぶら汚れ」なので、汗のように簡単には落ちません。
毎日しっかりと汚れを落とさないと、垢や角質となって蓄積していき、ドンドン加齢臭が強まってしまいます。
意外と盲点になりがちな、ノネナールの落とし方を紹介していきますね。
頭皮の洗い方
頭皮を触ってみると非常に皮脂が多いのが分かると思います。
頭部は皮脂の分泌がとても盛んで、ノネナールが発生しやすく加齢臭が最も発生しやすい場所の一つです。
シャンプーする時の注意点は洗い過ぎないことです。
「え?皮脂が多いから気合いを入れて洗わないといけないんじゃ??」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、洗い過ぎて皮脂がなくなってしまうと、カラダは頭皮を守るために余計に皮脂を分泌させてしまうのです。
そのため、ニオイが気になるからといって1日に何度も洗う行為は逆効果です。
シャンプーのポイント
ポイント1.お湯で髪全体をよくなじませる
まずお湯を髪全体にしっかり浸透させましょう
実は、お湯で髪をゆすぐだけでゴミ、ホコリ、皮脂など7割程度の汚れを落とすことができます。
ただ単に髪の表面にお湯をかけるだけでなく、指先で頭皮を軽く揉み込むように全体になじませましょう。
ポイント2.シャンプーはしっかり泡立てる
シャンプーを適量手にとり、よく泡立ててのばしましょう。
シャンプーの液体をそのまま髪につけると、洗い残しの原因になります。
洗いカスは頭皮に住む菌のエサとなり繁殖を促してしまうの注意してください。
しっかり泡だてることで細かな汚れも落とすしやすくなります。
頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。
頭頂部だけでなく、おでこ〜耳回り〜襟足まで抜かりなく洗いってください。
ゴシゴシ洗いは、皮脂の過剰分泌や抜け毛につながるので絶対やめましょう。
ポイント3.よくすすぐ
洗いカスやシャンプーの成分が頭皮、髪に残らないようにしっかりとすすぎましょう。
丁寧に髪を動かしながら髪全体にお湯が行き渡るように洗います。
ポイント4.ドライヤーは動かしながら全体を乾かす
入浴後は出来るだけ早く髪を乾かしましょう。
濡れた状態は、頭皮の菌を繁殖しやすくします。
タオルだけでは水分を落としきることが難しいので、ドライヤーで丁寧に乾かしてください。
乾かす時は、皮にドライヤーを近ずけすぎなようにしましょう。
至近距離からドライヤーの温風を当てすぎると、頭皮がカラカラに乾いて、皮脂の分泌を逆に強めてしまいます。
頭皮からだいたい20cm距離をおいて、一点に温風が集中しないようにドライヤーを動かしながら乾かしましょう。
体洗いのポイント
皮脂線が多い部分加齢臭が発生しやすい場所なので、重点的に洗いましょう。
加齢臭のニオイを抑えたい気持ちは解りますが、ゴシゴシ洗いはNGです。
頭皮と同じように、皮膚を傷つけるだけでなく、肌が乾燥しやすくなり、かえって皮脂を多く分泌しやすくするためソフトに洗いましょう。
ポイント1.ボディタオルでしっかり泡立てる
体を洗う時は、やわらかい素材のボディタオルでしっかり泡立てましょう。
手で泡立てるより、きめ細かい泡を作ることができます。
ポイント2.皮脂の汚れにはボディイソープより石鹸
様々な種類のボディーソープが出ていますが、加齢臭対策には石鹸のほうがオススメです。
ボディソープのほうが泡立ちがよく、華やかなニオイがする商品が多いですが、加齢臭を対策するには原因となる皮脂をしっかり落とさなけばなりません。
固形石鹸のほうが洗浄力が高く、皮脂の汚れをしっかり落としてくれるので加齢臭対策には石鹸がオススメです。
ポイント3.やさしく滑らせる
強くこすらずにやさしく肌を滑らすイメージで洗いましょう。
- 首回り
- 耳回り
- 胸
- 脇
- 背中
- 陰部
これらの部位は皮脂線が多く、加齢臭が発生しやすいので丁寧に洗いましょう。
制汗シートで日中もケア
しっかり頭や体を洗っても、汗をかけば皮脂も一緒に分泌されて加齢臭が発生してしまいます。
仕事中などは特に、加齢臭が気になってしまいますよね。
外出する時は、カバンにデオドラントグッズを忍ばせておくと安心です。
加齢臭はヌメヌメとした、あぶら臭いニオイなので、汗拭きシートで耳〜首〜ワキをサッと拭き取りましょう。
かなりニオイが軽減されるはずです。
香水をつけてニオイ対策をする方法もありますが、まずは加齢臭の原因となるノネナールを除去することが先決です。
香水をつけても加齢臭のニオイは消えませんし、かえってその人の体臭が香水のニオイとともに目立ってしまう可能性があるからです。。
また、女性ウケもあまりよくありません。
女性は清潔感やエチケットのある男性を好む傾向が強いので、加齢臭と香水はチグハグなイメージを与えかねません。
加齢臭をしっかり対策してから、さりげなく香らせるくらいに抑えて使う分には色気を表現できてイメージアップにつながるかもしれませんね。
3 適度な運動で汗を流す
加齢臭は汗をかくことでさらにニオイが強まるため、適度の運動で汗のニオイをケアすることも重要です。
汗にはニオイやすい汗と、ニオイにくい汗があります
- 1日空調の効いた部屋で過ごす
- デスクワーク
- 車移動が多い
- ほとんど体を動かさない
- 最後に運動をした記憶がない
このような習慣があてはまる場合は、汗をかく習慣がないため、ニオイやすい汗の可能性が非常に高いです。
ニオイやすい汗とは、汗腺の機能が鈍っていて、粘性が高く、不純物が多く、皮膚に住みついている常在菌を繁殖させ、悪臭を発生させます。
逆に、ニオイにくい汗は、ほとんどが水分で、サラサラしているため菌は繁殖しにくくなります。
ニオイにくい汗にするためには、適度な運動によって汗をかくことが一番です。
- 筋力トレーニング
- 短距離走
などの、短時間で激しい運動が要求される無酸素運動は活性酸素を生み、過酸化脂質を発生させるてしまうので、
- ジョギング
- ウォーキング
- サイクリング
- エアロビクス
などの、長時間継続して行う有酸素運動をしましょう。
忙しくて運動する暇もないサラリーマンは、手足浴や酢風呂など「入浴時間」を工夫することで意図的に汗をかくことができます。
汗を改善させる方法は、汗が臭い原因は悪い汗!?サッと臭わない汗に変える6つの改善法でさらに詳しく解説しているので参考にしてみてください。
4 夫の加齢臭をなんとかしたい….
加齢臭で悩んでいるのは本人だけではありません。
「夫の加齢臭をなんとかしたい」と悩んでいる主婦の方は多いのではないでしょうか?
相手を傷つけないように体臭を伝えるのはとても難しいですし、だからと言って、悪臭をガマンしながら生活することは相当辛いと思います。
無理に改善を要求してケンカになったり、夫婦関係にヒビが入ったら元も子もないですよね。
なんとか相手を傷つけずに、さりげなく加齢臭を対策する方法はないか?
そのような悩みを解決する方法をご紹介しますね!
浴室に加齢臭対策ソープを置いておく
浴室に加齢臭対策用のボディソープを設置しておきましょう。
本人に加齢臭の自覚がない場合は、プライドもありますし、いくら行動を促しても中々応じてくれないでしょう。
浴室のボディソープを、加齢臭対策に効果のあるボディソープに変えてしまえば、きっと使ってくれるはずです。
一緒に加齢臭対策をしていく姿勢が大切ですね。
加齢臭を軽減するレシピを作る
加齢臭を悪化させる脂質の多い食品は控えて、抗酸化食品を食卓に並べましょう。
肉類でも、
- 鶏のササミ
- 鶏むね肉
- 牛ヒレ肉
- 豚ヒレ肉
などは、比較的脂身の量が少ないので脂質の摂取量を抑えられます。
スーパーやコンビニで出来上がった食べ物や、冷凍食品などは加齢臭を悪化しやすいため、なるべく自分で作りましょう。
野菜や大豆などの品目を増やしたり、飲み物には緑茶を出すなど、「和」を中心とした料理を積極的にとりいれていきましょう。
旦那さんのために一肌脱ぐつもりで、やってみてくださいね。
夫のスーツ持ちものにされげなく消臭スプレー
市販の消臭スプレーで、
- 夫の衣服
- カバン
- くつ
- まくら
に、夫の見ていないところでシュッシュとスプレーしてしまいましょう。
持ち物は本人のニオイが付着しているので、意外とニオイの元になっていたりします。
また、皮脂の汚れは洗濯機だけでは落ちにくい場合があるます。
しつこい衣服のニオイには、浸けおき洗いで対策しましょう。
洗面器や桶にお湯を張って、漂白剤と洗剤を入れて30分をほど付けてから洗濯機で洗うと、ガンコなニオイの元を除去できます。
スーツ等の洗えない衣服はニオイが溜まりやすいので、毎日消臭スプレーでケアしたり、こまめにクリーニングに出すなどマメに対策していきましょう。
夫婦でよく話し合う
当たり前のことかもしれませんが、真摯に想いを伝えてみてはどうでしょうか?
悪いのは夫ではなく、加齢臭のニオイです。
「とにかく臭いからどうにかして!」
「昔のトキメキがなくなった」
「臭いから友達に紹介できない」
などネガティブな言葉で改善を伝えるのでなく、
「仕事が大変で、たくさん働いているからだよね」
「頑張りすぎて体が心配だから….」
「一緒にニオイ対策してみない?」
などと、感謝を伝えた上で、改善を提案してみてはどうでしょうか?
お互いを思いやる気持ちが芽生えて、加齢臭をキッカケに夫婦仲が良くなるかもしれませんね。
まとめ
加齢臭を発生させるノネナールを除去することが、加齢臭対策の基本です。
ノネナールは生活習慣の蓄積によって、影響するため自分の生活を見直す必要があります。
開き直って加齢臭を放置するのもありですが、周囲の人は迷惑がっているかもしてません。
スマートな男性は清潔感があって、ニオイに対するエチケットもしっかり持ち合わせています。
そんなカッコイイ男性を目指すためにも加齢臭対策を始めてみてはどうでしょうか?
きっと周囲の良い反応が期待できるはずですよ♪